6.介護予防サービスと費用について

居宅介護予防サービスは要支援度ごとに利用できる上限額が決められています。
利用限度額の範囲内でサービスを利用したときは、1割、2割または3割の自己負担です。
限度額を超えて利用したときは、超えた分が全額自己負担となります。

要支援状態区分利用限度額利用限度額とは別枠のサービス(自己負担1割、2割または3割)
要支援1 50,320円
  • 特定福祉用具購入...1年間10万円まで
  • 居宅介護住宅改修.........20万円まで
  • 居宅療養管理指導 医師/歯科医師......5,070円/月2回まで
    医療機関の薬剤師...5,580円/月2回まで
    薬局の薬剤師.........1回目5,070円/月4回まで  など
要支援2 105,310円

居宅介護予防サービス

サービスの類型サービスの内容と自己負担のめやす
介護予防支援 地域包括支援センターの職員が中心となって、介護予防ケアプランを作成するほか、利用者が安心して介護予防サービスを利用できるよう支援します。介護予防ケアプランの作成及び相談は介護保険でまかなわれます。
介護予防訪問介護
(ホームヘルプサービス)
ホームヘルパーが訪問し、利用者が自分でできることが増えるように食事などの支援を行います。
●自己負担(1割)のめやす(1ヶ月)
要支援1・要支援2
週1回程度の利用 1,172円
週2回程度の利用 2,342円
週2回程度を超える利用(要支援2のみ) 3,715円
介護予防訪問入浴介護 移動入浴車などで訪問し、利用者のできる範囲での入浴のお手伝いをします。
●自己負担(1割)のめやす
1回  849円
介護予防訪問リハビリテーション

専門家が訪問し、利用者が自分で行える体操やリハビリなどを指導します。
●自己負担(1割)のめやす
1回  292円

※20分間リハビリテーションを行った場合

介護予防居宅療養管理指導 医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士などが訪問し、薬の飲み方、食事など療養上の管理・指導をします。
●自己負担(1割)のめやす
歯科・歯科医師の場合(月2回まで)
509円
医療機関の薬剤師の場合(月2回まで)
560円
薬局の薬剤師の場合(月4回まで)
509円
歯科衛生士の場合(月4回まで)
356円
介護予防訪問看護 看護師などが訪問し、介護予防を目的とした療養上のお世話や必要な診療の補助などを行います。
●自己負担(1割)のめやす
病院・診療所から
30分~1時間未満 550円
訪問看護ステーションから
30分~1時間未満 790円
介護予防通所介護
(デイサービス)

デイサービスセンターで、食事・入浴などの介護予防サービスや機能訓練が日帰りで受けられます。
●運動機能向上
●口腔機能向上
●栄養改善 などのメニューを選べます。

●自己負担(1割)のめやす(1ヶ月)(食事等は含まれていません)

要支援1
1,655円
要支援2
3,393円
注意:利用するメニューによって別に費用が加算されます。
介護予防認知症対応型通所介護

認知症と診断された高齢者が、食事・入浴などの介護予防サービスや機能訓練が日帰りで受けられます。

●運動機能向上
●口腔機能向上
●栄養改善 などのメニューを選べます。

●自己負担(1割)のめやす(1回)(食事等は含まれていません)

【7~8時間未満利用した場合】

要支援1
856円
要支援2
956円

注意:利用するメニューによって別に費用が加算されます。

介護予防通所リハビリテーション
(デイケア)
介護老人保健施設や病院・診療所で、日帰りの機能訓練などが受けられます。
●運動機能向上
●口腔機能向上
●栄養改善などのメニューを選べます
自己負担(1割)のめやす(1ヶ月))(食事等は含まれていません)
要支援1
1,721円
要支援2
3,634円
注意:利用するメニューによって別に費用が加算されます。
介護予防認知症対応型共同生活介護
(グループホーム)
認知症の高齢者が共同で生活できる場所(住居)で、食事、入浴などの介護や支援、機能訓練が受けられます。
注意:要支援2の方のみ利用できます。
介護予防小規模多機能型居宅介護

小規模な居宅型の施設への「通い」を中心に、自宅に来てもらう「訪問」、施設に「泊まる」サービスが柔軟に受けられます。

●自己負担(1割)のめやす(1ヶ月)(食事、宿泊費等は含まれていません)

要支援1
3,418円
要支援2
6,908円
介護予防短期入所生活介護
(ショートステイ)
介護老人福祉施設などに短期間入所して、食事、入浴などの介護や機能訓練が受けられます。
●自己負担(1割)のめやす(1日)(食費、滞在費等は含まれていません)
要支援1
従来型個室 438円
多床室 438円
ユニット型個室,ユニット型準個室 514円
要支援2
従来型個室 545円
多床室 545円
ユニット型個室,ユニット型準個室 638円
注意:費用は施設の種類やサービスに応じて異なります。
注意:連続した利用が30日を超えた場合、31日目からは全額自己負担となります。
介護予防短期入所療養介護
(ショートステイ)
介護老人保健施設などに短期間入所して、食事、入浴などの介護や機能訓練が受けられます。
●自己負担(1割)のめやす(1日)(食費、滞在費等は含まれていません)
要支援1
従来型個室 580円
多床室 613円
ユニット型個室,ユニット型準個室 623円
要支援2
従来型個室 721円
多床室 768円
ユニット型個室,ユニット型準個室 781円
注意:費用は施設の種類やサービスに応じて異なります。
注意:連続した利用が30日を超えた場合、31日目からは全額自己負担となります
介護予防福祉用具貸与
注意:要支援1・2の方、要介護1の方は、原則として右記(1)~(4)の品目のみ利用できます。
原則として、次の4種類が貸し出しの対象となります。
(1)手すり (2)スロープ (3)歩行器 (4)歩行補助つえ
注意:車いす、車いす付属品、特殊寝台、特殊寝台付属品、床ずれ防止用具、体位変換器、認知症老人徘徊感知機器、移動用リフト(つり具の部分を除く)は、身体状況に応じ例外的に貸し出しの対象となる場合があります。
注意:月々の利用限度額の範囲内で、実際にかかった費用の1割、2割または3割を自己負担します。(用具の種類、事業者によって貸し出し料は異なります。
居宅介護予防
特定福祉用具購入
福祉用具購入費請求書.xlsx
福祉用具購入費委任払い請求書.xlsx
支給の対象は、次の5種類です。
(1)腰掛便座 (2)自動排泄処理装置の交換可能部品 (3)入浴補助用具 (4)簡易浴槽 (5)移動用リフトのつり具の部分
注意:年間10万円までが限度でその1割、2割または3割が自己負担です。
(毎年4月1日から1年間)
注意:指定事業者から購入した物のみ対象となります。
居宅介護予防住宅改修費
工事開始前の書類
住宅改修事前承認申請書.xlsx
住宅改修が必要な理由書_表・裏
工事完了後の書類
住宅改修費支給.xls
住宅改修費支給(受領委任払い).xls
生活環境を整えるための小規模な住宅改修に対して、上限20万円まで住宅改修費が支給されます。(自己負担1割、2割または3割
  1. 手すりの取り付け
  2. 段差の解消
  3. 滑り防止・移動円滑化のための床材・通路面の変更
  4. 引き戸等への扉の取り替え
  5. 洋式便器等への便器の取り替え
  6. 1~5にともなって必要となる工事
注意:工事の前に保険給付の対象となるかなどを、ケアマネジャーか長寿課介護保険係に相談しましょう。
注意:事前に申請が必要です。詳しくは、ケアマネジャーか長寿課介護保険係におたずねください。
介護予防特定施設入居者生活介護 有料老人ホームなどで食事、入浴などや生活機能の維持向上のための機能訓練が受けられます。
●自己負担(1割)のめやす(1日)(食費、居住費等は含まれていません)
要支援1
181円
要支援2
310円
注意:費用は施設の種類やサービスに応じて異なります。

注意:要支援1・2の方は、施設サービスは利用できません。

この記事についてのお問い合わせ

長寿課    介護保険係
電話:0987-31-1160  FAX:0987-21-1410

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