田ノ上八幡神社の弥五郎人形行事

更新日:2023年12月01日

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槍を持った巨大な人形とその周りの獅子舞たちの写真

 飫肥板敷の田ノ上八幡神社で伝承されている、「弥五郎様」と呼ばれる巨大な人形を、祭礼行列の先導役として引き出す行事である。 「弥五郎様」は、11月23日の例大祭に登場する高さ約7メートルに及ぶ人形で、白い髭のある朱面と烏帽子をつけ、朱の衣に袴をはかせ、腰に長刀右手に槍を持つ姿に組み立てられる。
 「弥五郎様」は昔、稲積弥五郎という巨人が、この地に八幡様の御神体を背負って来たという伝説の主である。 また、都城市山之口町と鹿児島県曽於市大隅町でも同様の人形行事が伝承されている。

田ノ上八幡神社の弥五郎人形行事の概要
項目 詳細
文化財指定等 県指定 無形民俗文化財
指定年月日 平成3年3月15日
所在地(官報・文書等の記載) 日南市飫肥10丁目3番12号
近隣集落・小字 飫肥