田ノ上八幡神社神楽

更新日:2023年12月01日

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木々の中に建つ、神楽の舞台がある古い神社の写真

飫肥城の鬼門を守る神社として、飫肥藩初代伊東助兵が、天正16年(1588)に楠原八幡原にあった同社を遷座した。神社の創建は天永元年(1110)と伝え、祭神は彦火火出見命外である。11月の例大祭では国選定無形民俗文化財で、県指定文化財でもある田ノ上八幡神社の弥五郎人形行事が行われている。弥五郎は、高さ約7メートルに及ぶ人形で、白衣の上に紫色の素襖、赤袴をはき、白い髭のある朱面と烏帽子をつけ、腰に長刀右手に槍を持つ姿に組み立てられ、以前は市中を曳いて歩いた。同様の行事は、曽於市や都城市でも行われている。

田ノ上八幡神社神楽の概要
項目 詳細
種類 神楽
文化財指定等 未指定
指定年月日  
所在地(官報・文書等の記載) 日南市飫肥十丁目(田ノ上八幡神社)
近隣集落・小字 飫肥
関連文化財群 飫肥城とその城下
保存活用区域内 飫肥城とその城下
出典 無形文化財調査
備考 4月末〜5月日曜日