山仮屋関所跡

関所跡は山仮屋地域、県道宮崎北_線の上方にある。昔の往還(飫肥街道)は、上郷の花立から山頂を横断し、和当地・赤木を経て清武に通じ、飫肥を結ぶ要路であり、関所として最適の場所である。この道路は、文献によれば、天正から慶長の頃に開削されたという。
山仮屋関所は、寛文3(1663)年以前に存在したものと思われ、その後は番所と名を変えて13戸の番卒をおき、江戸参勤交代の節には殿様の行列を整えたり、休憩所となって食事等の世話をしたと同時に、昼夜の別なく往来の人馬を監視し、旅人を調べる面番所でもあった。
項目 | 詳細 |
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種類 | 関所番所跡 |
文化財指定等 | 市指定 |
指定年月日 | 1977年11月3日 |
所在地(官報・文書等の記載) | 北郷町山仮屋 |
近隣集落・小字 | 山仮屋 |
年代 | 近世 |
関連文化財群 | 飫肥街道と山仮屋関所 |
保存活用区域内 | 飫肥街道と山仮屋関所 |
出典 | 日南市指定文化財一覧 |
更新日:2023年12月01日