鵜戸山別当墓並びに墓

更新日:2023年12月01日

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たくさんの大きな石の枠組みの中心に小ぶりの石が立っている様子の写真

鵜戸神宮の参拝路である八丁坂の最高所に位置する。
鵜戸神宮は明治以前、鵜戸六所大権現と呼ばれ神仏混合であった。鵜戸山仁王護国寺はその別当寺で、住職が別当職を兼ねた。
寺は桓武天皇の延暦5年(786)に勅号を得て創建されたと伝えられ、同墓地には開基快久のものと伝えられる五輪塔のほか、第30世以後の歴代別当や関係者の墓が残る。別当の墓は井戸枠形で中央に小さい円形の自然石を置き、別当の法名が刻まれている。
同墓地内の墓石の石材は、そのほとんどが日南海岸で産出する砂岩である。

鵜戸山別当墓並びに墓の概要
項目 詳細
種類 石塔
文化財指定等 市指定
指定年月日 1970年11月3日
所在地(官報・文書等の記載) 日南市大字宮浦3232番地鵜戸神宮境内
近隣集落・小字 宮浦
年代 古代
所有者/管理者 宗教法人/宗教法人
関連文化財群 鵜戸山信仰と日向神話
保存活用区域内 鵜戸山信仰と日向神話
出典 日南市指定文化財一覧 鵜戸山の歴史と神話