伊東家累代墓地

伊東家累代墓地は、飫肥城下町を取り巻く酒谷川を西へ渡ったところの旧報恩寺(現在の五百祀神社)にある。墓地は庭園の奥に石垣で一段高く築かれている。
墓地内には、三位入道(伊東義祐)をはじめ、飫肥藩初代藩主伊東祐兵以下歴代藩主の墓がある。また、墓地内には、歴代藩主夫人の墓14基のほか、追腹(藩主の後追い切腹)した家臣の墓8基、伊東満所の母である「町の上」の墓と言い伝えられている墓などがある。周辺には伊東家に関わりの深い人々の墓が存在している。
墓地に隣接する敷地内には、平部_南の墓碑や明治の外交官小村寿太郎の墓碑なども存在している。
項目 | 詳細 |
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種類 | 石塔 |
文化財指定等 | 市指定 |
指定年月日 | 1991年8月1日 |
所在地(官報・文書等の記載) | 日南市大字楠原字寺之脇4番地 |
近隣集落・小字 | 楠原 |
年代 | 近世 |
関連文化財群 | 飫肥城とその城下 |
保存活用区域内 | 内 |
出典 | 日南市の文化財 |
備考 | 近世墓碑分布表No.17旧報恩寺の跡地南岡の麓にあり。 |
更新日:2023年12月01日