豫章館庭園

更新日:2023年12月01日

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木々を背景にピンク色の花が咲いている木と等間隔に配置された石で作られた小道の写真

豫章館は、明治時代以降の藩主伊東家の屋敷である。庭園は、武学流の作庭ともいわれ、飫肥城下に現存する庭園としては最も規模が大きい。平部_南の日記によると、江戸時代後期は伊東家一門の主水家の屋敷であったが、藩主家が明治2年(1869)に城内から移り住んでいる。その際、主屋は改築しているが、庭園については記述がないことから、主水家の庭園を基本としているものと考えられる。庭園内には関東の石を使った観応年間(1350〜1351)の板碑や織部灯籠がある。

豫章館庭園の概要
種類 庭園
文化財指定等 市指定
指定年月日 1983年10月1日
所在地(官報・文書等の記載) 日南市飫肥9丁目1番1号
所在(現地番、地図番号) 日南市飫肥9丁目4239
近隣集落・小字 飫肥
年代 近世
関連文化財群

飫肥城とその城下

保存活用区域内 飫肥城とその城下
出典 日南市指定文化財一覧