豫章館庭園

豫章館は、明治時代以降の藩主伊東家の屋敷である。庭園は、武学流の作庭ともいわれ、飫肥城下に現存する庭園としては最も規模が大きい。平部_南の日記によると、江戸時代後期は伊東家一門の主水家の屋敷であったが、藩主家が明治2年(1869)に城内から移り住んでいる。その際、主屋は改築しているが、庭園については記述がないことから、主水家の庭園を基本としているものと考えられる。庭園内には関東の石を使った観応年間(1350〜1351)の板碑や織部灯籠がある。
種類 | 庭園 |
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文化財指定等 | 市指定 |
指定年月日 | 1983年10月1日 |
所在地(官報・文書等の記載) | 日南市飫肥9丁目1番1号 |
所在(現地番、地図番号) | 日南市飫肥9丁目4239 |
近隣集落・小字 | 飫肥 |
年代 | 近世 |
関連文化財群 |
飫肥城とその城下 |
保存活用区域内 | 飫肥城とその城下 |
出典 | 日南市指定文化財一覧 |
更新日:2023年12月01日