四半的

更新日:2023年12月01日

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屋敷の庭に敷いたゴザの上で正座して並び、横向きに弓を構える法被を着た人たちの写真

四半的は、日南地方に伝わる娯楽性の高い弓競技で、的までの距離が四間半(8.2メートル)、弓矢の長さがそれぞれ四尺半(1.37メートル)、的の大きさが四寸半(13.6センチメートル)とすべて「四半」であることから四半的と呼ばれている。立射する大弓と違い、横向きに正座して的を射るのが特徴である。四半的では、焼酎を酌み交わしながら競技を行い、射手の身体に触れさえしなければ、どんなにやじっても良いことになっており、大変賑やかである。市指定文化財となっている。

四半的の概要
項目 詳細
種類 まつり
文化財指定等 市指定
指定年月日 1991年8月1日
所在地(官報・文書等の記載) 旧飫肥藩内
近隣集落・小字 飫肥
関連文化財群 飫肥城とその城下
保存活用区域内 飫肥城とその城下
出典 日南市指定文化財一覧