鵜戸山八丁坂

鵜戸山への参拝路として吹毛井の港から神宮の山門まで長さ約800メートル(八丁)の石段が続いている。石段は、吹毛井側から上り438段、下りが277段の合計715段からなる。石材は、近くの海岸から運んだ磯石で、いずれも中央部が凹んでおり、往時の参拝者の多さがしのばれる。
古老の伝えるところによると、吹毛井に住む尼僧が、頭に磯石をかついで築いたものという。
下り階段の両側には明治維新まで仁王護国寺の12の支院があった。
| 項目 | 詳細 | 
|---|---|
| 種類 | 道 | 
| 文化財指定等 | 市指定 | 
| 指定年月日 | 1970年11月3日 | 
| 所在地(官報・文書等の記載) | 日南市大字宮浦3232番地鵜戸神宮境内 | 
| 近隣集落・小字 | 宮浦 | 
| 年代 | 古代? | 
| 所有者/管理者 | 宗教法人/宗教法人 | 
| 関連文化財群 | 鵜戸山信仰と日向神話 | 
| 保存活用区域内 | 鵜戸山信仰と日向神話 | 
| 出典 | 日南市指定文化財一覧 鵜戸山の歴史と神話 日向神話街道50の物語 | 
| 備考 | 平安時代に近くに住んでいた尼僧が、海岸の石を頭にのせて一段ずつ築いたといわれる。鵜戸神宮のご神宝「銀のつえ」を盗もうとした泥棒が走った道 | 




        
        
        
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更新日:2023年12月01日