旧報恩寺庭園

伊東家の菩提寺であった報恩寺の庭園で、庭園の様式は、横長の池泉を中心に、その背後にある高さ15メートルほどの急斜面の岩肌を加工して三連の石橋を設けた全国的にも珍しい池泉観賞式庭園である。作庭年代は元禄年間以降と考えられる。明和2年(1765)、報恩寺住持の滄海により、報恩寺の建物が一新されたことから、同時期に作庭された可能性もある。大正時代に、飫肥で活躍した田島萬之助が手を入れたと伝えられている。
項目 | 詳細 |
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種類 | 庭園 |
文化財指定等 | 未指定 |
指定年月日 | |
所在地(官報・文書等の記載) | 日南市大字楠原五百祀神社 |
近隣集落・小字 | 楠原 |
年代 | 近世 |
関連文化財群 | 飫肥城とその城下 |
保存活用区域内 | 飫肥城とその城下 |
出典 | 文化財調査 |
更新日:2023年12月01日