新庁舎に設置した各免震装置(計40台)の役割
(1)天然ゴム系積層ゴム支承 6台
建物荷重を支持し、地震時には水平方向に柔らかく変形することで、地震力の建物への伝達を軽減する免震装置です。

(2)鉛プラグ入り積層ゴム支承 22台
上記(1)の積層ゴムの中に鉛プラグを圧入した支承です。免震に必要な機能である上記(1)の荷重支持、水平弾性+復元、減衰をあわせ持つ免震装置です。

(3)弾性すべり支承 12台
中小地震時には積層ゴム部が弾性変形し、周期特性を長くすることにより地震力を低減します。また、大地震時にはすべりを生じさせ、摩擦によるエネルギー消費により地震力を低減します。すべりが生じた後は固有周期が極めて長くなるため、短周期の地震波に対して強く感応することがない免震装置です。

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更新日:2023年12月01日