帯状疱疹に注意しましょう

更新日:2024年09月20日

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帯状疱疹とは

帯状疱疹は、体の中に潜んでいた水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
子どもの頃に水痘にかかり、治った後も体の神経節に潜んでいたウイルスが、加齢や病気、強いストレスなどの影響で、免疫力が弱まると再び活動をはじめ、帯状疱疹として発症します。
成人の9割以上が水痘・帯状疱疹ウィルスを保有し、50歳以上になると発症頻度が高まり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を発症すると推定されています。

 

帯状疱疹にかかると

はじめはピリピリチクチクした痛みから始まり、約1週間程度で痛みがある部分の皮膚が赤く腫れ、透明な水疱が出現します。
水疱は集団となって出現し続け、14日ほどで水疱はかさぶたとなり、乾燥してきます。
その間、多くの場合、激しい痛みを伴います。
痛みは水疱が治るころには軽減されますが、皮膚症状が治った後も長期間にわたる痛みが伴う「帯状疱疹後神経痛」を発症する場合があります。

 

帯状疱疹を防ぐには

  • 免疫力を低下させない
    • 睡眠や休息をしっかりとり、疲れやストレスをためこまないようにしましょう。
    • バランスのとれた食事、適度な運動などを心がけ、健康的な生活習慣を保ちましょう。
  • ワクチン接種(免疫力を高める)
    • 50歳を過ぎたら「ワクチン接種」も帯状疱疹の発症や重症化を防ぐうえで効果です。

帯状疱疹を防ぐには、予防接種が有効とされており、2種類の帯状疱疹ワクチンがあります。
詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。

現在、帯状疱疹ワクチンは「任意接種」であり、全額自己負担での実施となります。
また、本市では接種費用の助成は行っておりません。

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