自主防災組織に加入しましょう

更新日:2023年12月01日

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自主防災組織とは

大地震などの大規模災害が発生すると、火災の同時多発や建物崩壊、道路の寸断、水道管の破損や津波による被害などで防災機関の機能が十分機能しなくなる可能性が考えられ、各地域の被災者、負傷者を助けることは非常に困難となります。

そのような事態においては、個人や家族だけの力では限界があるため、近隣住民、地域ぐるみで一致協力して防災活動を行うことが大変重要となります。

「自分たちの町は自分たちで守る」という基本的な考えに立って、家族や隣近所がお互いに協力し、地域が一体となって防災活動を行うための組織が自主防災組織です。

黄色のヘルメットを被った男性、母親と男の子の親子、杖をついている高齢の女性が、拡声器を使って避難誘導を行っている男性の指示に従って避難を行っているイラスト

自主防災組織の活動

自主防災組織の活動には、災害に備えて被害の発生や拡大を未然に防止するため、日常行う活動(平常時の活動)と、災害が発生した後に地域内で被害の発生や拡大を防止するために行う活動(災害時の活動)があります。

平常時の活動

  • 防災意識の普及
    講習会や訓練を通して防災についての正しい知識を身につけましょう。
  • 地域内の防災環境の確認
    災害時に備えて、避難路や避難場所の把握、被害が発生しそうな箇所の確認を行いましょう。
  • 地域でのコミュニケーション
    地域ぐるみでの交流を深めましょう。また、高齢者や障がい者、妊婦さん、乳幼児など、災害時に支援が必要な方の把握を行いましょう。
  • 防災資機材の点検・整備
    消火活動、救出・救護、応急手当などの活動資機材を点検・整備しましょう。
  • 防災訓練の実施
    日頃から災害に備えて訓練を行い、防災活動に必要な知識・技術を習得しましょう。

災害発生時の活動

  • 情報収集伝達
    災害に関する情報を収集し、住民へ正しい情報を伝達します。
  • 火災の消火
    消火器などによる消火活動を行います。
  • 避難誘導
    住民の安否確認や避難誘導、避難所の開設などを行います。
  • 救出・救護
    被災者の救出・救護を行います。また、高齢者や障がい者などへの支援を行います。
  • 給食・給水
    食料品や救護物資などを分配します。また、必要に応じて炊き出しや給水活動を行います。

防災講習会、防災訓練を行いましょう

災害が発生した時、私たちの体は思うように動かないものです。いざという時に落ち着いて的確に行動できるよう、日頃から防災に対する知識、技術を覚えるために、講習会や防災訓練を行いましょう。

なお、防災に関する資料や講習会の講師派遣、訓練の方法などについてご要望、ご相談ございましたら、危機管理室危機管理係もしくは市消防本部までご連絡ください。

他の参加者が見守るなか、男性と女性が消火器のホースを火元に向けて消火を行っているイラスト
両親と子供が避難場所の経路を話し合っているイラスト

市主催の防災訓練に参加しましょう

市では毎年市内各地で防災訓練を実施しております。防災活動に関する知識や技術を学ぶよい機会でもありますので、ぜひ参加しましょう。

ステージ上に設置されたスクリーンに資料が映し出され、右側でマイクを持ち立っている男性の話を参加者が熱心に聞いている後ろ姿の写真
2列に並んだ参加者がバケツリレーを行い、手前の黄色のヘルメットを被っている男性が火元に向かってバケツの水をかけようとしている防災訓練の様子の写真

この記事に関するお問い合わせ先

電話番号:0987-31-1125
ファックス番号:0987-23-1815
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