県が津波災害警戒区域を指定しました
令和7年10月9日、宮崎県により「津波災害警戒区域」が指定されました。
津波災害警戒区域(イエローゾーン)とは
- 最大クラスの津波が発生した場合に、住民の生命や身体に危害が生ずる恐れがあり、津波から逃げることができるよう警戒避難体制を特に整備すべき区域のことです。
- 津波災害警戒区域は、「津波浸水想定区域」と同一範囲が指定されています。
- 区域図には「基準水位」が表示され、津波から避難する際の有効な高さが確認できます。
- 津波災害警戒区域内では、土地利用や開発行為等に規制はかかりませんが、宅地取引については「重要事項説明」の義務が生じます。
基準水位とは
- 津波により水が浸かった時の深さ(津波浸水深)に、津波が建物等に衝突した際のせり上がり高さを考慮した水位のことです。
- 詳細な高さが表示されることで、避難する際に有効な高さを確認することができ、効率的な避難対策につながります。
- 基準水位は、10m四方ごとに0.1m単位で表示されます。

津波浸水深と基準水位の違い(出典:国土交通省「津波防災地域づくりパンフレット」)
公表されている「津波災害警戒区域図」については、宮崎県ホームページで御確認ください。
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更新日:2025年10月10日