AEDの使用方法

更新日:2023年12月01日

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「AED Automated External Defibrillator」の文字と黒いハートの中に白抜きで稲妻が描かれているイラスト
AEDが突然の心臓停止を救う!かもしれない

救命の現場に居合わせた方による早期除細動の必要性

日本における突然死は、年間約8万人と推定されています。およそ半分が心臓病による突然死で、毎日100人以上の方が亡くなっています。そして、心臓突然死のほとんどは、心室細動という心臓の異常で、リズム良く拍動していた心臓が「小刻みに震える」ような状態になります。心臓はポンプの機能を失い、あっという間に全身への血液の供給不良が起こります。

心停止の原因疾患には種々の疾患が考えられますが、特に、心疾患(心筋梗塞,不整脈など)による突然死では、心室細動や無脈性心室頻拍による心停止が大きく関与しており、これらの病的な状態を正常な状態にもどすためには、電気的除細動を行うことが、もっとも有効な方法とされています。

しかも心室細動は、下の図1に示すように、その時問が経過すればするほど救命が難しくなります。
(1分経過するごとに生存退院率が7~10%低下)。このことから、いかに早く電気的除細動を行うかが重要であり,救命の現場にいる地域住民の方がAEDを用いて早期の除細動を行うことが大切です。

「AEDという言葉を覚えてください。」の文字と、心停止から除細動までの時間と生存率のグラフで2分以内では生存率が80%以上を示しているが1分経過するごとに生存退院率が7~10%低下しているグラフと、AED本体と電極パッドの写真

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