日南市木造住宅耐震診断・改修補助事業のご案内
宮崎県全域に甚大な被害が想定される南海トラフ巨大地震は、30年以内に70~80%で発生します。
- あなたとご家族を守れるのはあなた自身です!
自宅が倒壊したら、あなたやご家族は命を落とすかもしれません。生きていても下敷きになれば、津波や火災から逃れることは困難です。 - まちの人々を守れるのもあなた自身です!
倒壊した自宅が道をふさいで、救急車や消防車が通れなくなると、多くの方が犠牲になるかもしれません。 - 被災後のことを考えてみましょう!
命が助かっても、自宅が倒壊したら長期間の避難所生活です。避難所では自宅のような生活環境は望めません。心身の疲労も大きいと言われています。
大地震による建物の倒壊から、多くの人命と財産を守るため、お住いの住宅をより安全な地震に強い家にしませんか?
日南市では、木造住宅の耐震化を促進させるため、耐震診断または耐震改修工事等に係る費用の一部を補助する「耐震診断事業」「耐震改修総合支援事業」を実施しています。
2019年度より、耐震補強設計と耐震改修等は、「耐震改修総合支援事業」にて一体的に実施することとなりました。
補助事業について
2024年度日南市木造住宅耐震診断・改修補助事業では、耐震診断または耐震改修工事等に係る費用の一部を補助する「耐震診断事業」「耐震改修総合支援事業」を実施しています。
まずは、耐震診断事業の補助についてご検討ください。
(1) 耐震診断事業 … 「耐震診断」に要する費用の一部を補助する事業です。
「耐震診断」とは、木造住宅の耐震性能に関する診断のことをいいます。補助を受けるには、宮崎県木造住宅耐震診断マニュアルに基づく耐震診断を、県登録の「宮崎県木造住宅耐震診断士(下記ダウンロードファイルを参照してください)」が実施する必要があります。
耐震診断にて評点1.0未満と診断された場合は、次の事業の補助を受けることもできます。
(2) 耐震改修総合支援事業 … 「耐震改修工事等」に要する費用の一部を補助する事業です。
「耐震改修工事等」とは、耐震診断の結果を受け、評点1.0未満であった住宅について、耐震性能を向上させ、評点1.0以上となるように実施する耐震改修工事のことをいいます。事業には次の2パターンがあります。
- 耐震改修 評点1.0未満から評点1.0以上への改修工事を一度の工事で実施
- 段階的耐震改修 1段階目として評点0.7未満から評点0.7以上1.0未満への改修工事、その後、2段階目として評点1.0以上への改修工事を実施
- (注意) 段階的耐震改修の補助申請には、「耐震改修を段階的に実施する理由及び誓約書(様式第6号)」の提出が必要です。
- (注意) 段階的耐震改修(1段階目)の申請と段階的耐震改修後の耐震改修(2段階目)の申請はそれぞれで行う必要があります。
いずれのパターンにおいても、耐震改修工事の前に、評点1.0以上とするための「耐震改修設計」を実施し、補助金交付申請時もしくは補助金交付申請後かつ耐震改修工事前に確認を受ける必要がありますのでご注意ください。個別の事業の具体的な流れについては、下記ダウンロードファイルをご覧ください。
2024年度の募集案内について
補助事業 | 補助対象経費 | 補助額 |
---|---|---|
耐震診断事業 |
耐震診断に要する経費 |
1棟につき、最大13万円または補助対象経費から6,000円を除いた額のいずれか少ない額。 |
耐震改修総合支援事業 |
耐震改修工事に要する経費 | 1棟につき、最大100万円または補助対象経費の80%以内の額のいずれか少ない額。 |
耐震改修総合支援事業 |
耐震改修工事に要する経費 | 1棟につき、最大60万円または補助対象経費の80%以内の額のいずれか少ない額。 |
耐震改修総合支援事業 |
耐震改修工事に要する経費 | 1棟につき、最大40万円または補助対象経費の80%以内の額のいずれか少ない額。 |
- (注意) 補助額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとする。
- (注意) 補助対象経費には、消費税は含めないものとする。
- (注意) 2019年度より「代理受領制度」を実施します。代理受領をする場合は提出が必要です。
「代理受領制度」とは、本市の補助金を耐震診断または耐震改修工事等を実施した者に対して直接支払う(耐震診断または耐震改修工事等を実施した者と協議の上、耐震診断または耐震改修工事等を実施した者に補助金の受領を委任する)制度です。是非ご活用ください。
補助事業 | 募集戸数 | 募集期間 |
---|---|---|
耐震診断事業 | 5戸(先着順) |
5月1日(水曜日)~ 8時30分~17時15分 |
耐震改修総合支援事業 |
1戸(先着順)
|
5月1日(水曜日)~ 8時30分~17時15分 |
- (注意) 審査のため聞き取り等を行う必要があるので、補助申請に必要な書類を財産マネジメント課建築営繕係(新庁舎3階)に必ず持参してください。(郵送やメール、ファックス等での提出は不可)
- (注意) 先着順にて受け付けます。
- (注意) 土曜日、日曜日、祝祭日は除きます。
- (注意) 耐震改修総合支援事業において、本年度の先着に漏れた方には、来年度以降優先的にご案内させていただきますが、補助を確約するものではありませんことをご了承ください。
補助の要件について
補助を受けるには、「補助対象住宅」を所有する「補助対象者」からの申請が必要です。以下をご参照ください。詳細等、不明な点がある場合についてはご連絡ください。
(1)補助対象住宅
- 市内の住宅
- 昭和56年5月以前に建築確認申請を受けている住宅
- 木造一戸建住宅
- 階数が2階以下
- 専用住宅もしくは併用住宅(過半の延べ面積が住宅)
- 国土交通大臣認定の特別な工法でない住宅
- 在来軸組構法、枠組壁広報または伝統的構法による住宅 など。
(注意)耐震診断及び耐震改修工事の契約については、必ず、申請後に通知する「補助金交付決定通知書」の受取後に締結してください。
(2)補助対象者
- 対象となる住宅の所有者
- 市税などを完納している方
- 暴力団関係者でない方 など。
日南市住宅耐震化緊急促進アクションプログラムについて
日南市では、日南市建築物耐震改修促進計画に基づき、住宅の耐震化を促進するため、所有者に対して耐震性に関する意識の向上に取り組むとともに、耐震診断及び耐震改修を行いやすい環境の整備や支援制度の充実など必要な施策を講ずることとしております。
そこで、日南市住宅耐震化緊急促進アクションプログラムを作成し、戸別訪問等による所有者への積極的な普及啓発を行います。
詳細については、下記ダウンロードファイルの「日南市住宅耐震化緊急促進アクションプログラム2024」をご覧ください。
ダウンロードファイルについて
2024年度日南市木造住宅耐震診断・改修補助事業に関する資料となります。ご参照ください。
1.日南市木造住宅耐震診断・改修補助事業補助金交付要綱 (PDFファイル: 106.2KB)
2.申請・実績等に必要な様式 (Wordファイル: 182.5KB)
4.耐震改修総合支援事業(設計確認:交付申請後)の流れ (PDFファイル: 6.6KB)
5.木造住宅耐震診断士登録台帳(令和7年1月31日時点) (PDFファイル: 307.2KB)
この記事に関するお問い合わせ先
電話番号:0987-31-1189
ファックス番号:0987-31-1180
財産マネジメント課 建築営繕係へのお問い合わせ
更新日:2025年03月25日