水産の概要(4. 主な取り組み)
4. 主な取り組み
(注意)令和5年6月30日現在
水産業の主な取り組み
水産業強化支援事業(築いそ)
イセエビの漁獲量増加を図るため、国の水産業強化支援事業を活用し、つきいそ礁の整備を計画的に行っています。
漁業就業者確保・担い手育成対策事業
漁業就業者確保を図るため、新規就業者に対し支援を行い、確保につなげています。担い手育成対策としては、県外で開催される漁業就職者フェアへの参加や県内外の水産高校を訪問しPR情報等の収集を行う漁協の支援を行ったり、生徒・児童を対象に体験型漁業の取り組みにより漁業への興味向上を図り、将来漁業の担い手になるきっかけをつくっています。
放流事業
イセエビ、ヒラメといった魚種の稚魚を毎年放流して、資源増殖化を図っています。
外来船誘致事業
日南市漁協では、地元水揚げの約90%以上が地元組合員外によるもので、正に外来船による経済効果は多大なものがあります。そのため、毎年お世話になっている単協を訪問し、引き続き日南市漁協に水揚げしていただくよう誘致活動を行っているとともに、日南市漁協が実施する外来船漁業者への温泉料助成の一部を市が助成しています。
イカ柴増殖場設置事業(南郷地区)
アオリイカの産卵場を設置する事業です。鉄筋四角枠にロープを張り海の中に投入する方法で行われています。漁業者と遊漁者で共同して行う少々珍しい取り組みですが、シンプルな割にはかなり効果は上がっているため毎年実施されています。
なんごう日の出市
漁村の賑わいと、地域の活性化づくりのため2ヶ月に1回、第2日曜日を基本に開催される朝市に対し支援を行っています。
漁船保障強化事業
市内所属漁協が全船漁船保険に加入し、不慮の事故に備えていただくことを念頭に総保険料の3%を補填する事業です。船舶事故が発生しないよう啓発する意味もあり、漁協を通じて補助しています。
永年勤続者表彰・優良漁船表彰
市内で永年にわたり活躍する漁業者や優良な漁船を表彰することで、漁業者の漁業に対する意欲と持続の啓発を図る事業です。本市の基幹産業である水産業を担う漁業関係者が衰退しないよう、今後も精神的支援をしています。
漁港事業負担金
水産業基盤である市内漁港の整備を国や県が多額な費用を投じて実施する漁港事業に対し、10%の負担金を納めています。漁港の管理者は県ですが、実際漁業者にとっては漁港は地元水産業の基盤そのものでありますので、財力の乏しい自治体にとっては厳しいながら事業費の10%を負担しています。
水産振興対策協議会
水産業の政策の中心的な活動をしている協議会です。新日南市でも旧日南市、旧南郷町地区それぞれ支部を創設して諸問題への対応や活性化につながる活動に対する支援をしています。
淡水魚増殖事業
日南広渡川漁業協同組合が行うアユ、ウナギ、ヤマメ、モクズガニ等の稚魚放流、河川浄化活動等に対し、助成を行うとともに、一体となって内水面漁業の推進を行っています。(旧北郷町、旧日南市地区)
この記事に関するお問い合わせ先
電話番号:0987-31-1135
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水産林政課 水産係へのお問い合わせ
更新日:2023年12月01日