中山間地域等直接支払制度における超急傾斜農地保全管理加算の取り組み集落の紹介
中山間地域等直接支払制度とは
中山間地域の農地は、耕作や保全管理されることで、洪水防止や水源の涵養、美しい景観の提供など、多面的機能を発揮しています。
この機能によって、多くの人々の生命や財産、豊かな暮らしが守られています。
しかし、中山間地域は平地に比べ高齢化が進んでいることや農業生産条件でも不利な面があることから、管理されずに耕作放棄地となってしまう農地が増える可能性があります。
この制度は、中山間地域の農地を保全し、多面的機能を守っていくために、農業生産活動を継続して実施する農業者などに対し、交付金を直接交付するものです。
1期5カ年の対策として、平成12年度から始まり、現在は第5期対策(令和2年度~令和6年度)として実施されています。
詳しくは農林水産省ホームページをご覧ください。
超急傾斜農地保全管理加算に取り組んでいる集落協定(坂元営農組合)
本集落は、本市の西部に位置し、昭和初期に整備された集落内の石積み棚田は、坂元棚田として有名ですが、高齢化や過疎化が進む中、地域資源を集落全体で管理し、集落活性化を推進するため、平成12年度から本制度に取り組んでいます。
都市住民と対象とした棚田オーナー制度に取り組んだり、地元大学と協力しブランド化や研究を行ったりするなど精力的な活動を行っています。
田んぼでは水稲が行われ、そこで生産されたお米は、棚田米としてブランド化されています。
畑では、様々な野菜や果樹が生産され、その多くが近くの道の駅「酒谷」に出荷されています。
集落の写真

集落内の景観作物
アジサイ(6月前後が見頃です)
ヒマワリ(7月)
ヒガンバナ(9月)

ソバ(11月)
この記事に関するお問い合わせ先
電話番号:0987-31-1132
ファックス番号:0987-24-0080
農政課 農業振興係へのお問い合わせ
更新日:2023年12月01日