令和5年度森林環境譲与税に関する使途の公表について

令和5年度譲与額 97,372千円
令和5年度充当額の内訳

1. 森林経営管理意向調査準備作業、森林整備準備 11,266千円
2. 森林経営管理意向調査 4,288千円
3. 私有林整備 122千円
4. 林道・林専道の整備等 21,000千円
5. 担い手確保対策 238千円
6. 林業就業者の育成 8,107千円
7. その 他（人材育成等） 1,098千円
8. その他（木材・普及啓発関係） 4,401千円
9. 日南の飫肥杉を守り育てる基金積立 46,852千円

充当額合計97,372千円

森林経営管理意向調査については 、発出数 503 件に対して、305 件（60.6％）の回答があり、そのうち、処分（売却等）したい所有者が140件（45.9％）と最も多く、所有者自身で管理や整備の意向があるものが33件（10.8％）であった。
また、機械で担うことが困難な、下刈り等現場の作業員の確保が難しく、適切な森林管理に悪影響を与えることが懸念される中で、「担い手の確保」と「労働環境の対策」という2つの視点で取組を行った。
担い手確保の施策では「みやざき林業大学校」長期課程受講者2名に受講料の支援 や他圏域からの延べ3名の作業員の派遣、また、新規就業者9名に奨励金の交付を行った。
労働環境の対策ではコンテナ苗 の導入支援や下刈りを早く上げるための施肥に対して支援を行った 。
さらには、山林の少ない自治体との連携模索、県外地域の地元産材と飫肥杉材の活用の提案などを行い、市内だけでなく、市外・県外に向けた飫肥杉材利用の促進に繋がる仕掛けを行った。

令和5年度森林環境譲与税充当事業決算

 令和5年度森林環境譲与税充当事業決算(PDFファイル:136.1KB)

森林環境税と森林環境譲与税の制度の概要 

森林環境譲与税について（日南市）(PDFファイル:811KB)

制度の趣旨や詳細について