市歌・市民憲章

更新日:2023年12月01日

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市歌制定

新しい時代にふさわしい本市のイメージを創出するとともに、市民の皆様のふるさとに対する意識の高揚や一体感が醸成され、末永く歌い継がれることを願って、平成22年12月議会において市歌を制定しました。

市では、平成21年12月1日から平成22年2月27日まで、全国から広く歌詞を募集し、選定委員会による審査を行った結果、以下の方の作品が市歌歌詞として採用されました。

  • 吾田地区向原区 川野 美智代さん
  • 東郷地区風田区 野崎 チエ子さん

また、補作詞と作曲は、日本作曲家協会長の服部克久さんが行いました。
誰にでも親しまれ、元気づけられ、本市の発展を願う歌となっています。

日南市歌

作詞 川野 美智代・野崎チエ子
補作詞 服部 克久
作曲 服部 克久

  1.  黒潮(くろしお)の 波間(なみま)にまぶしく光(ひか)る島(しま)
     海原(うなばら)に舞(ま)う 鳶(とび)の群(む)れ
     港(みなと)にはためく 大漁旗(たいりょうばた)
     力(ちから)みなぎる 日南市(にちなんし) ああ日南市(にちなんし)
  2.  飫肥(おび)杉(すぎ)の緑(みどり) 連(つら)なる山々(やまやま)に
     清(きよ)き恵(めぐ)みの泉水(いずみ)湧(わ)き
     落葉(おちば)の小道(こみち)や せせらぎが
     やさしく癒(いや)す 日南市(にちなんし) ああ日南市(にちなんし)
  3.  泰平(たいへい)の 飫肥城(おびじょう)そこにたたずめば
     明治(めいじ)の偉人(いじん)偲(しの)ばるる
     堀川(ほりかわ)運河(うんが)に思(おも)いはせ
     未来(みらい)に羽(は)ばたく 日南市(にちなんし) ああ日南市(にちなんし)

市歌の楽譜がダウンロードできます

市歌が視聴できます

視聴は下記ファイルをご覧ください。

市民憲章制定

市民憲章は、市の理念やまちづくりの方向を明らかにし、市民の皆様一人一人が主体的、実践的にまちづくりにかかわっていくための行動目標です。
市歌同様、皆様から意見をいただきながら、選定委員会において審議し答申を経て、平成22年12月議会において制定しました。
市民憲章の構成は、前文と本文の2部構成です。
前文は、新市発足の歩みと、本市の基本理念である市民協働によるまちづくりを進める決意を述べています。
本文は、5項目の箇条書きで、各文の冒頭には、文章の意味を一言で表す一字を置いて、本市が目指すまちづくりの目標を示しています。

日南市民憲章

わたくしたち日南市民は、豊かな自然の恵みを受けながら、先人達のたゆまぬ英知と努力によって歴史と文化のあるまちを築き上げてきました。
この美しい郷土を愛し、日南市民であることに誇りと責任を持ち、未来に向かって限りなく輝く「みんなでつくり わかちあう まち」をめざし、次のことを誓います。

  • 愛(あい) 豊かな自然と全ての人を愛し、人間味あふれるまちをつくります。
  • 共(ともに) 互いに支え合い、共に伸びゆく活気あるまちをつくります。
  • 誇(ほこり) 先人の功績と歴史を誇りに、文教のまちをつくります。
  • 明(あかるい) 働くことに喜びを感じ、健康で明るいまちをつくります。
  • 夢(ゆめ) ふるさとを愛し、夢や希望を持って、躍進するまちをつくります。

市民憲章解説

前文の解説

平成21年3月30日に新市が誕生しました。
前段で、本市は、海・山・川等の豊富な資源を有するとともに、先人達の英知と努力により歴史や文化があることを述べました。
後段では、この歴史ある美しい故郷に対する郷土愛と、そこに住む市民としての誇り、そして市政発展のための市民の責任を述べるとともに、総合計画の「みんなでつくり わかちあう まち」という本市が目指す姿を表記しました。

また、文末の「誓います。」により、総合計画のサブテーマでもある「生まれてよかった、住んでよかった。また来たい、住んでみたい、住み続けたい。」と、真に実感できるまちづくりに向かう「市民の宣言」型としました。

本文の解説

本市の市民憲章の特徴の1つとして、市民の皆様に、より理解いただくために、5つの本文それぞれのキーワードとなる‘一字’を表示しました。

愛(あい) 豊かな自然と全ての人を愛し、人間味あふれるまちをつくります。

私たちの故郷は、豊かな自然にあふれています。輝く青い海・緑豊かな山、そして清流の恩恵に感謝するとともに、人権意識を高め、自然にも人々にもやさしく、ふれあいのある人間味あふれたまちづくりをめざしていくことを表しています。

共(ともに) 互いに支え合い、共に伸びゆく活気あるまちをつくります。

これからのまちづくりは、市民と行政が互いに公共サービスの担い手として役割を分担し能力を発揮する「協働」の精神が重要です。そして、相手の立場や気持ちを理解し、共に支え合い助け合って、安心で活気あるまちづくりをめざしていくことを表しています。

誇(ほこり) 先人の功績と歴史を誇りに、文教のまちをつくります。

私たちの故郷の発展には、小村侯など数多くの偉人をはじめとした先人達の功績と、飫肥藩など数多くの歴史と文化により築き上げられてきました。これらの、他の地域に誇れる文化・歴史を心に、文化と教養のあふれるまちづくりをめざしていくことを表しています。

明(あかるい) 働くことに喜びを感じ、健康で明るいまちをつくります。

仕事をもって元気に働き、社会に貢献することに喜びと誇りを持ちながら、趣味やスポーツ・レクリェーションにも親しみ、生きがいを持ち、健康的で生き生きとした明るいまちづくりをめざしていくことを表しています。

夢(ゆめ) ふるさとを愛し、夢や希望を持って、躍進するまちをつくります。

この市民憲章全体の結びとして位置づけた文章です。市民一人一人が故郷を心から愛し、様々な夢や希望を抱き、これからの明るい将来を展望し、未来永劫に躍進する日南市を市民みんなで目指していくことを表しています。

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