日南市水道事業ビジョンについて

更新日:2023年12月01日

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東日本大震災、熊本地震と立て続けに自然災害にみまわれ、特に本県においては南海トラフ大地震なども危惧されています。

水道事業では、このような自然災害に強い水道施設はもとより、50年後、100年後も「いつまでも安全でおいしい水を提供する」というコンセプトのもと、将来計画である「日南市水道事業ビジョン」を策定いたしました。

50年後、100年後の将来を見据えて

日南市水道事業ビジョンでは、50年後、100年後の将来を見据えた水道の理想像と、それに向けて事業を推進するための具体的な方向性や施策を明示するとともに、今後10カ年の目標及び実現方策を定めています。

内容はどのようなこと?

  1.  水道事業の現状評価及び課題
  2.  将来の事業環境
  3.  水道事業の理想像と目標設定
  4.  50年から100年後に向けた水道施設再構築計画
  5.  計画達成のための財政計画

といった内容になっています

日南市の水道事業の理想像と目標設定とは

理想像 コンセプトは、「いつまでも、おいしい水を提供します」

この理想像を達成するための目標は、「持続」「安全」「強靭」です。

  • 「持続」…いつまでも皆様と歩みつづける水道
  • 「安全」…安全でおいしい水道
  • 「強靭」…災害に強い水道

水道施設の再構築とは

水道事業の現状は、施設の老朽化、人口減少による使用水量の減少により、使用水量はもちろんのこと、水道料金収入も年々減少している状況です。

このような状況をふまえ、将来的には、下記のような再構築の方法が考えられます。

  1.  水道施設を一元的に管理すること
     大島地区以外の簡易水道と上水道の統合(平成29年度より)
     (注意) このことから、施設の維持管理のムダの削減や上水道事業のスケールメリットを活用することが出来ます
  2.  施設の統廃合によるスリム化
     たとえば、浄水場を統合します。人口減少などにより比較的大きな浄水場で余剰となった水を浄水場を廃止した区域などに供給します
     (注意) このことから浄水場の更新費用や維持管理経費を抑制
  3.  施設を更新する際に、以前よりスペックダウン(小型化すること)した施設を構築するとともにレベルアップを図る
     (注意) このことから、更新費用の抑制や維持管理費を抑制

このようなコストダウンを図ることで、水道事業の健全経営にも寄与するといえます。

水道事業ビジョンの具体的な内容は

下記に、日南市水道事業ビジョン概要版を公開しております。ご覧ください。

水道事業ビジョンの概要版は下記ファイルをご覧ください。

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