飛沫感染防止用シートを設置する場合の注意点について

更新日:2023年12月01日

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 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、窓口やレジカウンター等に飛沫防止用シートの設置が増えているところですが、先日、国内の商業施設において、ライター点火によりシートに着火する火災が発生しました。

 シート材質によっては、着火・燃焼しやすいものがあることから、下記の事項を参考に、火災予防に留意して頂きますようお願いします。

1.火気の周りには設置しない

 飛沫防止用シートは燃えやすいものがあることから、コンロなどの火気や照明器具(白熱電球等)の熱源となるものから距離をとるようにしてください。

2.消防用設備等に支障がでるところには設置しない

 自動火災報知設備の感知器やスプリンクラーヘッドの付近に設置すると、火災が発生した際に、火災を感知しない場合や散水障害となる場合があります。

 設備からの距離や間隔を空けるようにしてください。

3.避難の支障とならないように設置する

 飛沫防止用シートの設置により、誘導灯が見えにくい等の障害にならないように注意してください。

 また、廊下や階段に設置する際は、避難障害にならないように注意してください。

4.燃えにくいシートを使用する

 ビニールシート等が消防法上の防炎規制の対象となる場合があります。必要に応じて、難燃性又は不燃性のものの使用を検討してください。

 飛沫防止用シートには難燃性又は不燃性のシートもあります。

  •  (注意)防炎性能を有するものには、「防炎」のマークが表示されています。
  •  (注意)ビニール製やナイロン製の飛沫防止用シートは非常に燃えやすい性質があり、延焼拡大の恐れもあります。
     設置する際は、上記の事項に留意し、適切な感染防止対策を行ってください。

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