酒谷の坂元棚田及び農山村景観 文化的景観保存計画

更新日:2023年12月01日

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文化的景観とは、棚田や里山などのように、地域における人々の生活または生業及びその地域の風土により形成された景観地で、わが国民の生活または生業の理解のために欠くことのできないものです。平成16年の通常国会において文化財保護法の一部を改正する法律が成立し、平成17年4月1日より施行されました。重要文化的景観の選定制度は、これにより始まった新しい文化財保護の手法です。
文化的景観は日々の生活に根ざした身近な景観であるため、日頃はその価値になかなか気付きにくいものです。文化的景観を保護する制度は、その文化的な価値を正しく評価し、地域で守り、次世代へと継承していこうとするもので、地域の伝統を活かし、魅力ある地域づくりの推進や地域コミュニティの活性化など、地域の誇りを次世代に継承する新たな制度として期待されています。特に重要な景観地については、都道府県又は市町村の申出に基づき、「重要文化的景観」として選定されます。平成29年2月9日現在、全国で51件の重要文化的景観が選定されています。「酒谷の坂元棚田及び農山村景観」は、平成25年10月17日に重要文化的景観の選定を受けました。

山の斜面の一部に棚田が広がっている様子を上から撮影した写真

酒谷の坂元棚田及び農山村景観 文化的景観保存計画

表紙/口絵/目次/計画の背景と目的/検討の体制と経過

第1部 保存調査

第2部 保存計画

(注意) 地域に関する実測図は、宮崎県教育委員会及び日南市教育委員会(生涯学習課)にて閲覧できます。

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